こんにちは、夫婦問題相談室リボーン今枝朱美です。
いくつになっても子どもは子ども。
過保護だと言われようが、マザコンだと言われようが、心配なものは心配です。
口や手を出しすぎることはよくありませんが、助けを求められたら何か良いアドバイスをしたいと思うのが親心。
しかし、この多様性を認める時代に自分たち昭和の考えは通用しません。
通用しないどころか、親世代の考えを押し付けることで、息子や娘夫婦の関係を悪化させることは容易に想像できます。
若者とギャップがある親と言えば団塊の世代から高度成長期にイケイケで育てられた世代。
就職すれば給料はどんどん上がり、終身雇用、年金もギリ需給されています。
将来に対する不安が半端ない若者に、「男は働いて稼いで、でんと構えていればそれでいいんだ!」なんて言っても「昭和か!」と言われてしまいます。
短大を出て2~3年OLとして働き、「電話、お茶、コピー!」を経験したのち、売れ残りのクリスマスケーキになる前にと言われ、24歳での結婚を目指した専業主婦の母親たち。
正社員で働く嫁に「家事と子育ては妻の仕事よ。」なんて望んでいたら、孫の顔も見せてもらえないでしょう。
パターンが決まっていた昭和の夫婦スタイルとは違い、多様性が認められる平成そして令和では、様々な可能性を考えての問題解決が求められます。
夫婦が我慢して頑張れば幸せになれる時代ではないのです。
けれども夫婦の数だけ幸せの形も用意されています。
まずは親世代の価値観(自分自身のこと)に気づき、子どもたち世代が何に苦しんでいるのか知りましょう。
そのうえで、家庭によって違う考え方があることを認めたうえで、的確なアドバイスができると少しは子どもから頼りにされるかもしれません。
親世代の皆さま、息子や娘から助けを求められたら、ぜひとも力になってあげてくださいね。
家族は助け合って暮らしていきたいものです。
息子や娘の夫婦問題や結婚問題を相談しに来ていただけると嬉しいです。