離婚

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モラハラされているのに離婚できないのはなぜ?

こんにちは。
愛知県名古屋市の夫婦問題相談室リボーン、カウンセラーの今枝朱美です。

日々、多くのご夫婦のお悩みに向き合い、解決に向けてサポートをさせていただいています。


「離婚したいわけではないけれど…」

モラハラのご相談はとても多いです。
「やめてほしいのは当然。でも離婚までは考えていない」
「気付いてはいるけれど、なかなか決断できない」

そんなケースは少なくありません。


モラハラとは?

モラル・ハラスメント(モラハラ)には明確な定義はありませんが、
一般的には

  • 暴言や無視

  • 人格否定の言葉

  • 一方的な束縛や支配

こうした行為を継続的に繰り返し、相手に精神的な苦痛を与えることを指します。


モラハラをする人の特徴

  • 自己中心的でプライドが高い

  • 常に「相手が悪い」と考える他責思考

  • 外面が良く、高学歴・高収入の場合もある

  • 束縛気質で、人間関係を遮断しようとする

ストレスをぶつける相手が必要なため、離婚を選ばないことが多いのも特徴です。


モラハラを受ける人の特徴

  • 気が弱く争いを避けてしまう

  • 自信がなく「自分が悪い」と思い込みやすい

  • 他人に同調しがちで、洗脳されやすい

「それはモラハラですよ」と伝えても、
「私が悪いから仕方ないんです」と答えてしまう方も少なくありません。


スマホのやり取りに愕然

最近では、LINEやSNS上での言葉の暴力も目立っています。

「キモ」「ウザ」「ダル」「シネ」

そんな言葉が画面いっぱいに並んでいるのを見ると、
「これで夫婦といえるのだろうか?」と感じてしまいます。


離婚を脅しの道具にすることも

「離婚する!」と口にしても、本気ではなく攻撃の道具として使うケースもあります。
しかし、相手が証拠を集め「本当に離婚したい」と言い出したら、一気に形勢は逆転します。


あなたの夫婦関係はどうですか?

夫婦の形は百人百様。
「その夫婦が幸せなら他人が口出しすることではない」と私は考えます。

でも、もしあなた自身が「このままでいいのかな?」と疑問を抱いたら、
一人で抱え込まず、早めにご相談ください。


相談の一歩を踏み出すあなたへ

ご相談では、現状をしっかり伺いながら
「あなたが夫婦関係をどう改善したいのか」
その思いに寄り添い、具体的な解決策を一緒に考えていきます。

まずは、避けてきた現実と少し向き合ってみることから始めましょう。

「もっと早く相談すれば良かった」
そう思う方が本当に多いのです。


公式LINEにご登録いただくと、初回相談が10%OFFになるクーポンをお渡ししています。
どうぞお気軽にご利用ください。

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いい子のあなた、ケンカのしかたわかりますか?

名古屋市の夫婦問題・離婚問題相談室リボーン カウンセラーの今枝朱美です。

私の父は、ザ・昭和な人間で亭主関白はもちろん男尊女卑でわがままで俺様な人でした。

夫婦の意見が違って気に入らないと、どれだけ自分が間違っていても悪くても、100人が100人母と同じ白だと言っても父が黒だと言ったら黒でした。

それはもう蛇のような恐い目で母をにらみつけ、母が謝るまで1週間でも口をききません。

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なので、母は自分の意見を言うことなく父に従い、それだけでは済まないので悪くも無いのに謝っていました。

それが大家族(舅・姑・小姑5人・夫婦・徐々に子ども3人)に嫁いだ母が平和に過ごす術でした。

 

親のせいにするわけではありませんが、私は仲良く夫婦ゲンカをする術を知らずに育ちました。

見たことないから知らなくて当然ですよね。

私の元夫は父のようなワンマンな人間ではなく、怒鳴るようなこともない優しい人でした。

でも、自分と違う考えを私が主張すると、口が達者ではないので不機嫌になったり黙ったりの空気感で訴えてきます。

私はその空気感がとても嫌いで、相手が好まない話題には触れず、子どものサッカーの話題など乗ってくる話だけを選んでしました。

意見をぶつけ合わせての‟ケンカ”ができないのです。

実際仲も良かったけど、それ以上に仲が良く見えていたように思います。

子育てが忙しい時、夫婦の波風は無いに越したことはないと思う毎日では、それがベストだったのです。

 

しかし子どもが大きくなり私も仕事に力が入り始めると、自分の主張をせざるを得なくなります。

仕事に対する思い、家族の捉え方、これからの人生。

それまでケンカを恐れ、違う考えを出し合いすり合わせることをしてこなかったために、いざこじれだすと違う世界に住む人間かと思えるほどずれまくっていました。

結局離婚という形で終わったのですが、「もっと前からケンカしとけばよかったな」という思いは残ります。

だからこそ、みんなには意見を交換する対等なケンカをいっぱいして欲しいのです。

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そしてすり合わせをしスッキリして欲しいのです。

親のケンカが嫌で仕方なく育ったあなた。

怒られることや嫌われることがこわいあなた。

子どものころからいい子を求められたあなた。

ケンカのしかたわからなくて困っていませんか?

ケンカは相手の考えを知れる良い機会。

自分の考えを伝えられるのも嬉しいこと。

ちょくちょくケンカして今よりもっと仲良くなってくださいね。

 

名古屋市 夫婦問題・離婚問題相談室リボーン カウンセラー 今枝朱美

法廷離婚原因「婚姻を継続しがたい重大な事由」とは

名古屋市の夫婦問題相談室リボーン カウンセラーの今枝朱美です。

相談に来た理由に、離婚か修復か迷っている場合もあります。

夫婦に離婚の合意があれば離婚できますが、合意できないときは最終的に裁判で争うことになります。

現在の民法第770条第1項の法廷離婚事由はこの5つ

1 配偶者に不貞な行為があったとき
2 配偶者から悪意で遺棄されたとき
3 配偶者の生死が三年以上明らかでないとき
4 配偶者が強度の精神病にかかり、回復の見込みがないとき
5 その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき

2024年改正(2024年(令和6年)5月21日公布、施行日未定、公布より2年以内に施行する)において、第1項第4号が削除された。(WIKIBOOKSより)

自分の場合はどれに当てはまるのだろう?
不貞があったわけじゃないし、たいしたことじゃないって言われちゃうのかな?

いやいや、5に注目してください。
5 その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき
客観的な破綻状態にあることをいい、原因より実情に重きを置きます。
たとえば
・身体的、性的、精神的、経済的暴力
・経済的破綻(浪費癖、勤労意欲の欠如)
・家庭を顧みないこと(家族生活維持不協力)
・他方配偶者の親族との不和
・犯罪行為
・性格、価値観の不一致
・性生活の不一致
など

原因は夫婦によってさまざまで、上記の原因があっても破綻していない夫婦は離婚には至りませんが、誰が見ても破綻してるでしょ、夫婦生活が成立してないし、と判断できるのであれば婚姻生活の継続は難しいのです。

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ちょっとしたことで、大声で怒鳴られたり大きな物音を立て威嚇されたり
何かにつけて、バカだアホだ、頭がおかしい、ダメだなぁ~、人としてあり得ないと人格否定され
それを気にせず言い返して笑い合えるならいいけど、そんな夫婦はごくまれ。
やられた方は傷つき毎日が恐怖で精神的に病んでしまうことが多く、これは破綻した夫婦関係です。

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結婚したんだから、夫婦なんだから、俺のやりたい時にセックスさせろと妻の体調や気分や状況もかまわず強引に求めてくる。
こどもを持つ予定で結婚後の生活を話し合い結婚したのに、いくら求めてもセックスを拒否。
性の問題は深刻です。
片方の思いが全く認められないのは耐えられず、人格を全否定されているようなもので、実情として夫婦関係は破綻しています。

たかが性格の不一致くらいで、、、なんてことはありません。
離婚まで思いつめるのなら、そのことにより夫婦関係は破綻していると判断できるような何かがあるはずです。
完全に無視してくる
金銭感覚が全く違い相手の浪費で家計は破綻、借金まみれ
生活費は入れるけど毎晩遊んで夜中に帰ってくる
自分の信じる宗教を日々共感を求め押し付けてくる

録画や録音もスマホを使えば今は比較的簡単になりました。
日記や家計簿などをこまめに書くことも有効です。

 

自分の状況は自分ではなかなか判断できないものです。
それも暴力だよってことに気づかず、「私がそばにいなければ」「私が悪いから」と思っているケースもあります。

「病みかけてる」「私やばいかも」と少しでも思ったら第三者に相談してくださいね。心療内科や相談センターなども良いかもしれません。

そして夫婦問題の相談だし、離婚するしかないのかな?私は修復で来るのかな?と悩んだらぜひリボーンに相談に来てくださいね。

リボーンでは、対面相談だけではなく、Zoomや電話での相談も受け付けています。

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