相手を思いやる気持ち、嫌だと言える勇気が必要です

NPO法人日本結婚教育協会

『こどもから大人まで 性のステキを学べる聞けるプロジェクト』

プロジェクトリーダー今枝朱美、夫婦相談の現場から性について考えます。

性のステキを学ぶことで、人生を潤いのあるものにしましょう (^^♪

 

中学生の男女は平等ですか?のつづき

 

日本性教育協会の2014年性に関する調査のデータです。

中三性データ

1987年からの変化には驚きですね。30年前は家庭にパソコンも、もちろんスマホなんて影も形も無い時代です。

想像力豊かで異性に対して夢や希望も多かったのですね。

性交願望なので、実際の性交経験率とは違います。

日本性教育協会の調査結果によると、中学生では性交経験率は男女ともどの年度でも2~4%程度を推移しています。

 

では、そもそも性交の前に中学生の「つきあう」って何をするのでしょう?

お互い好き同士だということを確認し合ったうえで、お話ししたりラインをしたり、遊びに行ったりスキンシップしたりとそれぞれ違い、幅広い感じです。

学生カップル

 

でも表からもわかるように、どちらかというと男子の方がよりスキンシップを求める傾向があると思います。

でお話ししたように、腕力で勝る男子が嫌がる女子に力づくで求めてはいけません。

空気を読むことが得意な女子が、求められているから、嫌われたくないからとイヤなことに応じてはいけません。

そんなのは愛でも何でもありません。相手のことを本当に大切になんて思っていません。

男子が腕力を優しさで抑えた上に、男女平等が成り立っていることをよく知り、相手を思いやることができる本当の優しさを持つ者同士が、平等の立場でお付き合いしてください。

 

好きだから、ふられたくないからといって、嫌なのに我慢して相手の言う事を聞く癖は絶対つけてはいけません。知らず知らずのうちにデートDVにつながるかもしれません。

嫌なことを嫌だと言える勇気のある人、相手の嫌だを受け止められる寛容な心を持っている人とお付き合いしましょう。

 

私は性に対しての知識のない人、愛することがわかっていない人の性行為は反対です。

そしていくら知識や愛情があっても、妊娠出産などの結果に責任を取ることができない中学生の性行為は絶対反対です。

男女平等だと言っても、望まない妊娠出産中絶でからだと心にダメージを受けるのは女子だということも事実です。

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