名古屋市の夫婦問題・離婚問題相談室リボーン カウンセラーの今枝朱美です。
パートナーの不倫が発覚したときの衝撃、悲しみ、怒り、そしてどうしようもない喪失感…。 信じていた人に裏切られることは、想像を絶するほどの苦しみを伴います。
「許したいけど、忘れられない」
「もう終わったことだと言われても、気持ちが追いつかない」
「この先、どうすればいいのかわからない」
そんな気持ちを抱えながら、日々を過ごしている方も多いのではないでしょうか。
不倫の傷は簡単には癒えない
不倫の事実は消えることはありません。 「時間が解決する」と言われても、簡単に割り切れるものではないですよね。
夫婦で修復しようと決めたとしても、
・相手が「もう終わったことだろ?」と開き直る
・こちらが不安を口にすると「いつまでもしつこい」と責められる
・気持ちを整理しきれず、同じことで何度もぶつかる
こうした状況に苦しんでいる方も多くいます。
でも、すべての人がそうではありません。 しっかり反省し、誠実に向き合おうとしてくれる人もいます。 それでも、ふとした瞬間に不安がよぎるのは当然のこと。
たとえば…
・寂しそうな顔をしていると「また思い出しているんじゃないか」と不安になる
・夫がスマホを手に取るたびに「まだ誰かと続いているんじゃないか」と疑ってしまう
・普段と違う服を着て出かけると「もしかしてまた会おうとしている?」と疑念が湧いてくる
これは決して、あなたの心が弱いからではありません。 傷ついた心が、必死に自分を守ろうとしている証拠なのです。
「忘れよう」としても忘れられない理由
「早く忘れたい」と思っても、心はそう簡単には整理できません。
脳は新しい記憶を優先的に処理する仕組みになっています。 しかし、不倫のことばかり考え続けていると、脳はそれを「大事な記憶」として保持し続けてしまいます。
何をしても不倫を思い出してしまう…それは、脳の仕組みとして当然のことなのです。
では、どうすればこの苦しみから抜け出せるのか
記憶を過去のものとして整理するには、新しい行動を起こすことが大切です。
✅ 家事や仕事に集中する時間を増やす
✅ 休日には楽しい予定を入れて、新しい記憶を作る
✅ 自分のために時間を使う(趣味、運動、学びなど)
✅ 不安を一人で抱え込まず、信頼できる人に話をする
あなたが「今を生きること」に意識を向けることで、少しずつ、過去の傷は記憶の奥へとしまわれていきます。
一人で抱え込まないで
「誰にも相談できない」「この気持ちをわかってくれる人なんていない」 そう思っている方も多いかもしれません。
でも、あなたの気持ちを理解し、寄り添ってくれる人は必ずいます。
私のもとには、同じような経験をした方が多く相談に来られます。
・怒りや悲しみをどこにぶつけたらいいのかわからない
・夫とどう向き合えばいいのかわからない
・気持ちが整理できずに苦しい
もし、あなたも一人で苦しんでいるのなら、ぜひ一度お話ししてみませんか?
あなたが少しでも心を軽くし、自分の人生を取り戻すためのお手伝いができたらと思っています。
また、同じ不倫と言ってもした方が気持ちが切り替えられず悩むケースや、逆ギレされ離婚を言い渡されるケースなど様々です。
一つのケースにあてはめ道を間違えないようにしてください。
どうか、ご自身を責めずに、大切にしてくださいね。