名古屋市の夫婦問題・離婚問題相談室リボーン カウンセラーの今枝朱美です。
あと少しで今年も終わり。
年末年始休みはいつからいつまでですか?
土日休みの場合9連休になりますね。
いつもは土日にちょっと我慢すれば仕事に行ってくれたパートナーが、振り返れば毎日そこにいる。
妻のパートがあっても夕飯を作るのは変わらず妻の仕事。
ため息が出てしまっていませんか?
仕事から急いで帰り一息つく間もなく夕飯の支度をして、あと少しで出来上がるからと思って食卓に目をやると、楽しそうに遊ぶ父と娘。
ノリにはさみにセロテープ、紙を切り刻み、机いっぱいに広げて工作の真っ最中。
「何よ!もうご飯ができるってのに何やってるのよ」
「空き箱でロボットつくってるんだよ」
楽しそうな二人の笑顔。
妻が何に怒っているのか気が付くはずがありません。
もうすぐ夕飯、机の上を片付けて茶碗を並べて欲しいのだろうと察しますが、言わなければわからない夫はたくさんいます。
「もういい、あなたなんて大嫌い」
妻はプリプリ、ツンツン。
こんなことが続くと、夫は妻が何に怒ってるかわからず、自分の人格を否定されたと思い、だんだん自信が無くなってきます。
夫は妻に無視され続けると、今度は皿を洗ったり、洗濯をたたんだりし始めます。
時すでに遅し。
「私はそんなことがして欲しいんじゃないの。私の気持ちをわかって欲しいの」
ムリ、わからない、無邪気な顔して娘と遊ぶ夫に、妻の気持ちを察するという難問に答えられるわけがない。
そのうちに妻は夫の何がイヤだったのかということより、私を理解してくれない人と決めつけ一緒に暮らすことが無理に思えてきます。
最初のきっかけは、
机いっぱいに散らかして遊んでいたことかもしれないし、
夕飯の時間なのに片付けなかったことかも、
仕事で疲れていたことかも、
「気が付かなくてごめんね」と言ってくれなかったことかもしれません。
そのことをストレートに伝えればよかったのに。。。
大人だけではなく、子どもにだって一緒です。
ふざけていてお茶をこぼしたので叱ったら、逆切れしてひっくり返って泣いた。
「悪い子ね。もう知らない。あっち行きなさい。」
子どもはママは自分のことを嫌いなんだという気持ちだけが残ります。
お茶をこぼしたことだけを注意すればよかった話なのに。。。
女性は特にですが、頭の中に小引き出しのいっぱいあるタンスを持っています。
京都 [ モンティーク ]さんHPより
ムカついたことをきれいに整理していっぱいため込んであるので、「夫、嫌だ」というワードで紐づけされた行為すべてを瞬時に取り出すことができます。
引き出しにしまう前に、行為ひとつづつを解決し、ため込むことを辞めにしていきませんか?
夫が嫌いなのか、その行いが嫌なのか、わからなくなってしまう前に。