名古屋市の夫婦問題・離婚問題相談室リボーン カウンセラーの今枝朱美です。
夫婦問題のカウンセリングに来られるご夫婦でも多いセックスレスのお悩みですが、夫婦関係の悩みの有無に関わらず大問題になっていると感じます。
【ジェクス】ジャパン・セックスサーベイ2024によると、婚姻関係にある夫婦のセックスレスは64.2%です。
年齢別頻度の推移などもみられます。
今まではカウンセリングの際、夫婦のセックスレスは約半数とお話ししていたのですが、これからは3分の2と言い換えなければいけませんね。
産後一時的にセックスを休むことはセックスレスではありませんが、体調が回復してもなかなか再開しないうちに本当のセックスレスに突入するケースが相談者さんの中では多いです。
30代で不妊治療などを経てやっと妊娠した場合など、流産を心配して妊娠中はセックスをしないご夫婦が多いので、つまり、最後の子どもを妊娠してから一度もセックスをしていない。
体外受精の場合、セックス無しで妊娠する場合も。
また、それで2児をもうける場合も。
子どもが生まれても仕事を続けるので、プラス家事と育児の負担は想像を絶する。
夫が家のことに関わらないのは問題外ですが、家事育児を半部ずつ分担し協力し合っているのに、セックスレスで肉体的精神的に満たされず、不満をぶつけあう夫婦がいます。
実際に疲れていて忙しいので、夫婦お互いにセックスをしたいとは思わず、自分たちがセックスレスが原因で心が満たされていないことに気づきません。
性欲は快楽だけを求め満たす行為ではありません。
また、挿入して射精すればいいってもんでもありません。
性欲は、子孫繁栄とお互いの快楽と心のつながりを確認するための行為です。
セックスで心のつながりを確認すると自尊感情(自己肯定感)が高まり欲求が満たされます。
自己重要感ー「大切な存在」として認めて欲しいという欲求
自己有能感ー「できる人間」として認めて欲しいという欲求
自己好感ー「好かれたい」という欲求
セックス以外の家庭生活でこれらが十分満たされていれば問題ありません。
夫から大切にされている
夫にできる人間だと認めれれている
夫に愛されている
逆はどうでしょう
夫を大切にしている
夫はできる人間だと認めている
夫を愛している
あなたたたち夫婦は共に満たされていますか?
たかがセックス、されどセックス
たとえ夫婦の3分の2がセックスレスだとしても、セックスを大切に考えてくださいね。
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