結婚に対する金銭的価値観の違い

こんにちは、夫婦問題相談室リボーン今枝朱美です。

 

今月の卒業会員さんは初回相談から2か月、離婚成立での卒業の男性です。

結婚して二人でコツコツ財産を築き、老後を見据えた穏やかな生活を夢見ていた夫。

片や結婚することで金銭的な負担が減り、自分の自由になるお金と自分の貯金が増えると思っていた妻。

 

夫から見れば夜な夜な遊びまわり使いたい放題の妻。

約束した生活費も入てもらってもまだ足らず夫の持ち出し分が出る始末。

 

妻から見れば金に細かく数字で追い詰めてくる経済的モラハラ夫。

夫のマンションのローンを払わされている気分。

 

結婚前によく話し合い、確認し合ったはずなんですけどね。

 

共に生活を楽しむことは無く、気持ちはすっかり離れ、問題は金銭だけ。

別居だ離婚だ家庭内別居だと揉めながら、無駄に同居期間を延ばすことは財産分与をわかりづらくします。

 

婚姻期間中にどっちがたくさん稼いだか、どっちがたくさん使って、どっちがたくさん貯めたかは関係ありません。

結婚したら夫婦のお財布は一つです。

ざっくり言って、別居時の財産から同居時の財産を引いて半分に分けるだけの話です。

個人的にどう分けようと自由ですが、もめて家庭裁判所に委ねると最終的にはそうなります。

 

たった2か月で二転三転しましたが、最後には二人の協議で話はまとまり離婚が整いました。

二人とも職を持ち、婚姻期間も比較的短く、子どももいなかったため離婚を選択することとなり短期間で決着しました。

 

しかし、もし私のところに相談に来ていなかったらと思うと、夫は気持ちの切り替えができず金銭の話がまとまることはなく、怒りは執念となり問題は長引いたことだと思います。

 

調停となると相手のあらを探し言いたくないことで長期間争い、楽しかった思い出も全部消え、相手を一生恨んで過ごすこととなったかもしれません。

 

最後まで「相手はそんなことしてきた?!」と思うこともありましたが、年内で決着し心機一転新しい年を迎えてもらうことができて良かったです。

 

どんな結果であろうとも、あなたにとっての最善の方法を一緒に見つけましょうね。

 

 とはいっても、相談に乗ってくれるのはどんな人?と思ったら。

ほらこんな感じ。クリックしてみてニコニコ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です