夫婦問題相談室リボーン 今枝朱美です。
久しぶりに離婚が成立しての月謝会員卒業が決まりました!
久しぶりと言うのは、この頃離婚相談がめっきり少なくなり、修復相談中心になってきていたからです。
前からお話しているように、男性は女性の覚悟に気づかず崖っぷちに立ち片足を滑らせてから相談にみえる場合が多いです。
遅い!!!
例えば毎日ケンカが絶えず妻が繰り返し実家に帰っていた。
例えば大喧嘩をし、ほとんど口を利かずに過ごしていた。
例えば徐々に食事も洗濯もしてもらえなくなっていた。
例えばある日から寝るのが別の部屋になっていた。
離婚につながる多くの男性は、それを「俺は悪くない!」と意地を張り1年以上放置しています。
それでいいのですか?
自分の怒りだけアピールし続け、自分を見失ってはいませんか?
相手からみたら、第三者からみたら、自分はどう見えているのか考えたことはありますか?
結果、帰ったら妻も子どもも荷物もなくなっていた。
結果、弁護士から内容証明郵便が送られてきた。
結果、家庭裁判所から呼び出し状が届いた。
「俺は悪くない!」で大丈夫ですか?
夫婦問題はどちらかが一方的に悪いと言うことはほとんどありません。
お互いにそれぞれ言い分はあります。
ひとつの出来事をとっても見る方向が違えば意見が真逆になることもあります。
しかし、女性がそこまで行動を起こす前には覚悟を決めしっかりと準備しています。
そうなる前に、「俺は悪くなかっただろうか?」と考えてください。
多くの男性は
「そういうことだとはわかりませんでした。」
「そういえば何度もそんなことを言っていました。」
「わかっていてもどうしたらいいかわかりませんでした。」
と言われます。
今更遅いですか?
離婚になるならそんなことはどうでもいいですか?
離婚になったとしても、子どもにとっては両親です。
どちらが加害者か被害者かではなく、子どもからすれば両方とも大好きなのに加害者です。
修復したいのであればやれることはすべてやってみる。
それでもかなわないのであれば、子どもの両親として恥ずかしくない関係を作る。
そして、それぞれの人生を前を向いて進む。
体調を崩しながらも頑張って会社に行っているんですよね。
夜ひとりになると涙があふれることもありますよね。
何も見えない暗闇に一人取り残されているから不安なんです。
自分の置かれている状況が見えたら少し安心して進む方向を見つけられます。
進んでいくとさらに道が開けてきます。
自分のやるべきことがわかればもう大丈夫。
「もう私は卒業できますよね!」
「はい、もう卒業で大丈夫ですよ!今月で終了にしましょう。」
父親の姿を子どもはいつでも見ています。