夫婦同席カウンセリングにも対応していますが、二人の方向性が全く反対を向いているときはお断りすることもあります。
例えば離婚したい妻と離婚したくない夫。
二人ともが全く自分を変えようとする気がない場合、二人の希望をかなえることは不可能です。
では浮気問題の場合、した方とされた方と真逆で今は修羅場でも、最終目標が修復であるなら引き受けます。
夫婦同席カウンセリング中大喧嘩になることもありますが、一度はちゃぶ台をひっくり返さないとやってられない気持ちもわかります。
浮気されたことがショックで憔悴しきっているパートナーを、どうしてあげたらよいかわからずただオロオロしてしまう気持ちもわかります。
仲良くしたいのに言葉がかみ合わず、同じ言い争いを繰り返してしまうこともよくあります。
浮気問題がこんなに苦しいなら、いっそ別れた方がラクになれるかも、と思うかもしれません。
でも夫婦同席カウンセリングはしっかり結果が出るのです。
それはそれはさすがに構えますよ、百戦錬磨の私だって。
でも大丈夫、ちゃんと通訳しますから。
皆さんは自分の頭でパートナーの気持ちを判断し、自分の言葉がパートナーに伝わると思うから話し合いにならないのです。
浮気した方とされた方、男と女、相手は異星人だと思ってください。
だからこそ通訳が必要です。
少し考えてください。
浮気した方は夫婦同席カウンセリングで気まずい思いをするのに、責められるかもしれないのに来ているのです。
浮気された方は何でわざわざ来なくちゃいけないのかと思いながらも足を運んでいるのです。
それでも二人で来ているという事実から、相手の気持ちを汲み取ってください。
それぞれにお話をお聞きすると、パートナーへの愛情が伝わってきますし、お互いの本心も読み取れます。
私はプロですので想像して通訳することもできますが、やはり夫婦同席カウンセリングでお聞きしたことを通訳する方が圧倒的に正確です。
そして、その場で返事を聞き伝え対応を見ることができるので混乱の原因を探ることができ、スピーディーに解決に向かいます。
お二人のお話から、この先の修復に向けての提案もさせていただけます。
二人で話し合うことをあきらめてしまう前に、パートナーに第三者の専門家に相談することを提案してみてください。
必ず今より前に進むことができます。