夫婦相談の現場から性について考える 今枝朱美です。
性を教えることは愛を教えることだと思います。
これなら幼少期前、生後間もない赤ちゃんにもしてあげられます。
赤ちゃんにはいっぱいの愛を与えてあげましょう。
泣くこと、眠ること、おっぱいを飲むこと、排泄することしかできない赤ちゃんです。
泣いたらすぐに「どうしたの?」と聞いてあげましょう。
お腹がすいているのならおっぱいをあげ、からだに不快感があるならおむつを替えたり体温を調節したり、眠いなら抱っこしてあげましょう。
泣いたら助けてもらえる、不快を取り除いてもらえる、いつも守られているという安心感から、赤ちゃんは愛されていると実感します。
そして沐浴やおむつ替えの時に体を清潔にしてあげましょう。
性器は特によく観察しながら、ゴシゴシこすりすぎないでそっと丁寧に拭いてあげてください。
自分の体を清潔に保つことが気持ちいいことだという感覚を身につけ、習慣にすることはとても大切なことです。
お母さんお父さんの中には自分やパートナーの性器をしっかり観察したことがない方も見えます。
子ども作ったのにそれはないでしょ?!と思われるかもしれませんが、実際あるのです。
見たことないから知らないなんて言ってられません。
おむつかぶれしないように、特に女の子はそっと割れ目を開き尿道や膣にばい菌が入らないように気を付けてきれい拭いてあげましょう。
性器はとても大切なところ、優しく扱わないと傷ついてしまうところだということを再認識することは、お父さんお母さんにとっても良い学びになると思います。