NPO法人日本結婚教育協会
『こどもから大人まで 性のステキを学べる聞けるプロジェクト』
プロジェクトリーダー今枝朱美、夫婦相談の現場から性について考えます。
性のステキを学ぶことで、人生を潤いのあるものにしましょう (^^♪
9月18日(日) 第36回日本性科学会学術集会
テーマ「地域に根ざした性の健康を考える」
一般演題に引き続き、シンポジウム「地域活動での思春期教育再考」で、先日ブログ「オナニーにも教育が必要?」でもご紹介させていただいた、聖隷浜松病院泌尿器科の今井伸先生がおっしゃっていました。
射精は習得する技術であるが男性は学ぶ機会が無い。
自分で率先して学習するか、学校で教えるしかない。
現状は、エイズ・妊娠・避妊については教えてもセックスについてはそれ以下、自慰についはそれよりさらに教えてもらっていない。
ペニスと性交
マスターベーション
女性のからだ
セックス
避妊
中高生の男子はこれを学び、心技体をともなわないとセックスはダメ、「高校を卒業するまではセックスをしないように」教育することが求められていると話されました。
運転技術を教えてもらっていないのに、事故をしない方法を教えてもらっているようなものだそうです。
思春期の性教育はホントに大切です。
そのまま大人になり結婚し夫婦間トラブルに発展し、離婚問題になってしまいます。
埼玉医科大学病院産婦人科 高橋幸子先生は、地域に根ざした性教育として受診につなぐ工夫を話されました。
すぐには起こらないかもしれない妊娠や性感染症よりも、毎月ある月経にもっと興味を持ち、病気の生理痛かもしれないので生理痛をガマンしない。ピルの使用も視野に入れ妊娠しにくくなることを防いだり受験時にずらすことができることも知る。
PMS(月経前症候群)を知り、(男子にも知ってもらい)トラブルを事前に避ける。
そんな時にも産婦人科を思い出し、身近に感じてほしいと話されました。
月経を正しく知らず夫婦間トラブルになることも大変多いです。
妊活からの気持ちのズレはもちろんですが、PMSを知らずに辛い思いをしたり夫にあたりちらし修復できないしこりを積み重ねることもよくある問題です。
『こどもから大人まで 性のステキを学べる聞けるプロジェクト』
性=健康であり愛情です。