大人の発達障害、困っているのに「困った」と言われるのです

夫婦問題カウンセラー 今枝朱美です。

先週末はお休みをさせていただき、大阪へ「結婚教育」の勉強に行ってきました。

丸2日間9時から5時までびっしり講座が続きます。

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その中のひとつに、田島由美子カウンセラーの「大人の発達障害」がありました。

ご自身の体験を交え大変わかりやすく、「なるほど」「確かに」と、うなずくことばかりの講座でした。

田島カウンセラーは「困っているのに『困った』と言われる人のために知って欲しい10のこと」とし、子ども・青年期・夫婦と3シリーズで通常は講座をされています。
田島さん

私のところのご相談で、「主人が私の事を全然わかってくれません。」「妻が何をして欲しいのかわかりません。」「話が全くかみ合いません。」「普通の事ができないんです。」は、よくよく皆さんがおっしゃることです。

しかし、情報の氾濫からそれらを発達障害のせいにしてしまうことがあり、大変危険です。

育った環境の違いもあるでしょうし、男と女のこうあるべきの思い込みもあるでしょう。

私は医師ではないので診断はつきませんし、決め付けは良くないと思います。

理解し合えないパートナーを持つことは「何でこうなってしまうんだろう?」と悩みの絶えない毎日だと思います。

しかし、理解し合えないと思っていたのは知識が無かったからだとしたらどうでしょう。

発達障害であった場合、どのように理解すればよいのか、田島カウンセラーに教えていただきました。

理解が無ければ悪意は無くても苦しめてしまう

(わたしたちの立場からはこう見える)

・人の気持ちを察しない人

・相手に何事もあわせようとしない人

・常識がない人

・すぐに怒る

・パニックになる

(発達障害当人はこう感じている)

・理解できないことをいつも強制される

・自分の気持ちがわかってもらえない

・伝え方がわからない

・誰に伝えたらわかってもらえるのかわからない

・絶えず不安

困っているのに『困った』と言われる人の気持ちが良くわかります。

気持ちを知りさらに対応の方法を知ります。

・視覚的構造化

・表現の工夫

・傾聴、共感  などなど

攻撃が激しすぎる場合や、精神的に病んでしまった場合は対処が変わりますが、

「発達障害を治せ!」という話ではないのです。

・優れた部分が突出している

・決められた事は本人が理解できれば絶対守る

・嘘はつけない

・全国一斉模擬試験は常に上位

こんなところが好きで結婚したってところ、ありませんか?

そして、成績が良くて高学歴、良い企業に勤め高収入の場合も多く見られます。

理解して対応を変えると、生活しやすくなるかもしれません。

変わらないこと、変えられること、良く考えたらなんでもなかったこと、

毎日の生活で疲労困憊してしまっていると、とても一人では考えられません。

そんな時は、ぜひ相談にいらしてください。

お話ゆっくりお聞きして、あなたにできることを一緒に考えて伴走します。

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