夫婦問題カウンセラー 今枝朱美です。
調査が終了し証拠を手にすると、相手に報告書を叩き突きつけたくなりますよね。
しかし、ここはぐっと我慢です。手の内を全部見せてはいけません。
相手が対策を練る事ができないように、「わかってるんだからね。」ぐらいで大丈夫です。
相手がなめた態度をとったら、「○月○日ラブホテル行ったよね。」とか、報告書のラブホテルから出てきた場面の写メを1枚見せるとかもありです。報告書の使い方は大事です。裁判にまで進んでしまった場合の最後の切り札となります。
■浮気証拠を活用して離婚する場合
配偶者の不貞行為は民法における離婚事由です。
・「お前が嫌なら勝手に出て行け!金も家も絶対に渡さん!」と言っていたが、慰謝料的財産分与も含め家は自分のものになった。
・「浮気なんてしていないし、あなたのご主人なんて知らない。」と言われていたが、不貞が理由で離婚に至ったと証明でき、高額な慰謝料をとることができた。
・「おまえを自由にはしない。離婚はしない。」と言われたが、離婚が認められ財産分与と慰謝料で自立するまでの生活が費が確保できた。
・「子どもは渡さない!」と言われたが、相手の生活環境が子どもを育てる環境として良くないというのを 調査の中で証明でき、親権争いが優位に進んだ。
■浮気証拠を活用して離婚しない場合
婚姻関係にあるにも関わらず、配偶者以外と肉体関係を持った者を「有責配偶者」といい、 基本的にこの有責配偶者からの離婚申し立ては却下されることとなっています。
・「もう愛情が無くなった。」と勝手に出て行ってしまったが、婚姻費用分担請求をして、子どもと今までどおり生活しながら次の事を考えている。
・気持は無いがいざというときの為にお守りとして持ち、同居人として生活している。
★離婚したい、離婚を迫られて困っている、このような時、浮気の証拠はあなたの強い味方となり選択肢を増やす事となります。相手の言いなりになるのではなく、あなた主導で離婚問題を進めていくためにも、浮気調査を信頼できる探偵に依頼し証拠を獲得することは有効だと思います。
証拠を獲得した後も、何が最善の選択かを迷われる場合、信頼できる弁護士のご紹介も含めリボーンにご相談ください。