夫婦問題カウンセラー 今枝朱美です。
最近はどんな感じなんだろう?
10月1日に法務省の「子どもの養育に関する合意書作成の手引きとQ&A」も作成され、それが地元の区役所でどんなふうに紹介されているのだろうかと疑問に思い、離婚するふりをして区役所を訪ねてみました。
フロアで案内しているおじさんが
「何かお探しですか?」と親切に声をかけくれました。
棚には見当たらないので
「離婚届はどこにありますか?」と聞くと
「それは5番の窓口でお出ししますね。」
といって案内してくれました。
書き損じた時用に2枚の離婚届と書き方の説明書をくれました。
もちろん書き方は知っていますが、知らないふりをしていると、
「未成年のお子さんはいますか?」と聞かれたので、
「はい。」と答えました。
「親権はどちらか決まっていますか?」
「はい、私です。」
「ここに名前書いてくださいね。印鑑押してくださいね。証人も印鑑いりますからね。」
説明が右ページに移ったので、「ここはどうするんですか?」と聞いてみました。
「そこはどっちでもいいですよ。書かなくても関係ありませんよ。」
決めても決めてなくても離婚できるのかもしれませんが、
「子どもさんにとって大事なことですから、これを見てよく考えてくださいね。」
と言って、「子どもの養育に関する合意書作成の手引きとQ&A」を渡してほしいです。
中には「子どもの養育に関する合意書」と記入例もあります。
棚にはどっさり入っています。
書いてあるでしょ、置いてあるでしょ、じゃなくてせめてセットで渡すことにしてください。
できれば一言添えていただけるとありがたいです。
情報があふれている時代ですが、必要な情報が取れていない人もいますので、役所の皆さま、よろしくお願いします。
離婚を決断され、未成年のお子さんがいらっしゃる方はよくご検討ください。
結婚がゴールではなかったように、離婚もゴールではありません。