NPO法人日本結婚教育協会
『こどもから大人まで 性のステキを学べる聞けるプロジェクト』
プロジェクトリーダー今枝朱美、夫婦相談の現場から性について考えます。
性のステキを学ぶことで、人生を潤いのあるものにしましょう (^^♪
男女世界平等ランキング2016が発表されました(世界経済フォーラム 対象144か国)。
これは経済・政治・教育・健康の4つの分野において、男女格差をどの程度埋めているかを調査しています。
日本のランキングは前年度よりさらに10ポイント落とし111位、G7の中では最下位です。
教育・健康は問題ないのですが、経済・政治の格差が大きく順位を下げています。
それでは現在の中学生は男女の平等をどのように考えているのでしょうか?
技術家庭科なども男女完全共通となり、男女同じように教育されていますが、
中学になると男女別の制服で、明らかに小学生の時より違いを意識すると思いますし、
そしてやはり小学生の時と比べ体格の差、腕力の差を感じるようになってきたのではないでしょうか。
権利は平等ですが、何でも同じことができる訳ではなく、リングの上で本気で戦ったら、
平等平等といくら女子が張り切っても、ほぼ男子に負けてしまうでしょう。
体力測定の結果を見れば明らかです。
夫婦のトラブルでよく見かけることがあります。
力で勝ることをいいことに妻に暴力をふるい言う事を聞かせようとする夫。
夫が手を上げないのをいいことに、ヒステリーを起こし夫に暴言を吐く妻。
どちらもお互いがあってこその自分だということがわかっていません。
暴力や暴言により争いが一時収まったとしてもそれが解決につながるでしょうか?
ですから私は男子が腕力を優しさで抑えた上に、男女平等が成り立っていると思っています。
男子は女子を腕力体力で守ってください。女子は男子の優しさを理解し、会話力とコミュニケーション能力で支えてください。
上下や勝ち負けは無く、ひとは凹凸で惹かれ合います。
相手の優れているところを尊重し合いながらの平等を意識できると素敵だと思います。
相手を思いやる気持ち、嫌だと言える勇気が必要ですにつづく・・・