その5 自分で自分の首をしめていませんか?

夫婦の問題でやはり避けて通れないのがセックスの問題。

相談にみえた方に「いかがですか?」とお聞きすると、

だいたいの方が、もめ始めてからずっとセックスレスとなってしまっています。

夫婦の義務として月に1~2回はと考えてみえる方もありますが、

そんなご夫婦の場合、夫は「そこのところは大丈夫だと思います。」と言われますが、

妻は「いろいろあって・・・」と言われます。

そりゃあそうだ。

そこんとこのコミュニケーションがバッチリうまくとれている夫婦が、相談に来なければいけないほどこじれる訳が無い。

と、私は思っています。
―相談が終わった後に―

「いろいろって、痛いとか?」

「感じなくなってきているのかな?って、 濡れないんです。」

「前はどうだった?セックスでイクことはあるの?」

「前はありましたし、普通でしたよ。」

「どうしてそうなってきたの?年齢とか更年期とかも多少の影響があると思うけど。」

「『どこで覚えてきたんだ、誰に教えてもらったんだ!?』って言われたことがあって・・・すごくショックで、それからは積極的になれなくなりました。」

「そりゃあそうだ、わかるわ~~~。失礼な話ですよね!!!」

いけない、同じ体験をしていてついつい盛り上がってしまう

旦那さんを前に言いたい放題 ごめんなさい 奥さんの本音がわかってもらえると思って・・・

旦那さんはそれを奥さんに指摘されたことはあったが、言った覚えが無いのでそれほど気にしていなかった。

奥さんが良くしようと思って何かちょっと違うことをすると、照れくさいのか恥ずかしいのか負けた感を認めたくないのか、そんな反応をしてしまう。

それで奥さんは、二度と自分からはしない 相手のいいようにだけしてもらってさっさと終わらせたい、となってしまう
ネット情報 週刊誌情報 昔の経験 自然の本能、いろいろあると思うんだけど。

甘えん坊でお任せタイプではなく、亭主関白負けず嫌い俺は男だタイプの男性は、男性がリードしなければいけないと思い込んでいる。

もったいないよね~ 奥さんのやる気の芽を自分で摘んじゃって。

男性は、俺の女なんだっていう征服感、自分の技術で感じさせてる感が欲しいらしい。

そこでまたまた勘違いをして、挿入以降に重点を置いて・・・

男性は満足してるんだけど、女性はつきあってるだけになっちゃう。
「で、どうしたいの?何してくれたら嬉しい?」

旦那さんを横に置いといて、ふたりでまたまたそーだよねあーだよねと盛り上がり、

一番望むことは、愛おしくたくさんなでなでして欲しいって。

女性は気持ちいいほうがいいのはもちろんだけど、精神的に愛されてる感や求められてる感が欲しいですよね。

それで徐々に気持ちが盛り上がってきたら、感じやすくなるから、リードしたい男性としてもその後の展開が楽になりますよ。

前段階で十分満足できたなら素晴らしいことで、男性が必要以上に気にするあの問題点を目立たなくする近道です。
でもやっぱり相手に求めてるだけじゃダメなので、ふたりで協力しましょう。

夕飯においしいもの食べる。お酒が好きならもちろん一緒に。

早く寝たいなら、夕飯の片付けを一緒にしてさっさと終わらせる。

時間があるなら、ソファで映画なんかを一緒に観たりして。

寝室は暖かくして、照明も工夫する。

ゼリーとかは使ってるから○ 「でも、冷たいんです~~~」

「セクシーランジェリーとかおもちゃは?」

「そんなの無いです。話したこともありません。考えて見ます。」

「ふたりでこんな話したこと無かったから、すごく良かったです。こんなことまで話せると思ってませんでした。」
男性は女性以上に傷つきやすくデリケートなことは十分知っています。

機能的に女性にはわからないものすごいプレッシャーがある事もわかります。

でも、気分が盛り上がってないのにいきなり濡れるわけが無いし、ゼリーでごまかして次に進んだとしても、その後の展開は、、、

恥ずかしいのか照れくさいのかプライドなのか、こだわりを捨てて、ふたりで愛し合えることが嬉しい楽しい気持ちいいを言葉で伝えてください。

そして、もっと良くしたいから教えて欲しい、わからないを素直に相手に伝えてください。

セックスについてオープンになれない状況を自ら作りだし、幸せな楽しいはずのセックスライフへのハードルをあげないでください。

結局それって、自分で自分の首を絞めてることになっていませんか?
夫婦の関係は人と比べるものではなく、ふたりが良ければそれで問題ないと思います。

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