『こどもから大人まで 性のステキを学べる聞けるプロジェクト』
プロジェクトリーダー今枝朱美、夫婦相談の現場から性について考えます。
性のステキを学ぶことで、人生を潤いのあるものにしましょう (^^♪
特別枠で男性の恋愛相談などもしています。
結婚時の奥さまとは、生殖のためだけの合理的なもので、カレンダーに印のある日だけで、決して失敗は許されないものでした。
離婚後ずっと女性との恋愛は無く、50歳を過ぎ仕事も結果を出しひと段落し、そろそろ次の恋愛を考えてみたい思いはあっても、感覚を忘れてしまい一歩を踏み出せない男性でした。
2か月に一度のカウンセリングでは、男としての自信の復活、過去のトラウマとなっている性についてのお話し、女性の考え方についてや実際のデート時の会話についてなどをリラックスした雰囲気でお伝えしています。
この男性、1年近くにわたるゆっくりしたペースのカウンセリングが功を奏し、このたび10年以上ぶりに女性とお泊りする運びとなりました。
カッコつけない、見栄を張らない、いばらないという男性の姿勢に対峙すると、女性は母性本能がムズムズと湧き出てきて優しく包んでくれます。
お互いに穏やかな気持ちでのセックスはとても安らぎ、結果として思った以上にうまくいくものです。
「自分では早漏だと思っていました。自信がなかったけどそんな心配もなく二人ともが満足することができました。」
何で早漏たと思っていたかと聞くと、オナニーではすぐいってしまうからだそうです。
そりゃそうですよね、熟知した自分のからだに好きなペースで強い刺激を与えるのですから。
早漏なんて気持ちの持ちよう、心のコントロール次第です。
性的興奮は交感神経が心身を活発にさせ起きますが、勃起の持続は副交感神経が心身をリラックスさせている状態です。
ですから、緊張したり焦ったりしているとうまくいきません。
勃起が持続しなかったり、急にスイッチが交感神経に切り替わり射精してしまいます。
そして男性は最終的に射精することにこだわりがちですが、女性は射精にそれほどこだわってはいないものです。
いかなくたって(射精しなくたって)いいんです。
わかっていない女性が、「私が良くないから、、、」なんて言ったら、
「君と何回もしたいからまだ出さないよ。」とか
「いくだけが気持ちいいんじゃないんだよ、次のためにとっておくね。」
と言ってあげてください。
年齢を重ねた男性はこれくらいの余裕が欲しいものです。
社会的地位や名誉があり一生懸命頑張って結果を出してきた、弱みを見せることの苦手な男性は、私と話すことが良いリハビリになるのだと思います。
人生80年90年、まだまだこれからです。(話が老年期にシフトしてきましたが、、)
男性の皆さま、勃起や射精にこだわらない性もありますので、死ぬまで性を楽しみましょう。