NPO法人日本結婚教育協会
『こどもから大人まで 性のステキを学べる聞けるプロジェクト』
プロジェクトリーダー今枝朱美、夫婦相談の現場から性について考えます。
性のステキを学ぶことで、人生を潤いのあるものにしましょう (^^♪
日本結婚教育協会では「結婚にも教育が必要」と考えています。
その中で私は性の分野を担当している訳ですが、性のステキを学べる聞けるプロジェクトの中で「オナニーも正しく知ることの大切さ」を感じています。
(オナニーはドイツ語、マスターベーションが英語です)
女の子は自分のからだを知るためにオナニーは必要だと思いますが、オナニーによる障害はあまり聞かれません。
女の子は「してもいいんだよ。」「した方がいいんだよ。」といった感じですが、男の子はかなりの確率で言われなくてもしていると思います。
男の子はオナニーの仕方を間違え、それが長く続きその方法でしか射精しなくなると、結婚していざ夫婦でセックスしようとしたとき、子どもをつくろうと思ったとき、困ったことが起きます。
愛する奥さんと上手くセックスできなかったり、当然不妊につながったりするのです。
間違ったオナニーとは、床や壁や布団に押し付けたり、本に挟んだりする非用手的なもの、強すぎるグリップなどがあります。
女性の膣圧はそれらと比べると圧倒的に弱いため、膣内射精障害に陥ります。
もちろん膣内で射精しなければ自然妊娠はしませんし、「どうして私じゃダメなの?私の身体がいけないの?私のこと嫌いなの?」とか「浮気してるんじゃないの?」となり、夫婦間が気まずくなりケンカとなりセックスレスに突入していきます。
聖隷浜松病院 泌尿器科の今井伸先生は、「箸や鉛筆の持ち方(使い方)を習うように、ペニスの持ち方を学習する必要がある。」といわれています。
本当にその通りだと思います。
しかし、現在学校で教えてくれないのですから、家で教えるとなるとどうすればいいのでしょう。
親子ではタブーのような感じで言いづらいですが、性教育のステップを踏んでいれば大丈夫です。(過去のブログを参考にしてください)
経験率が50%になるのが14歳と言われているので、中学生になったくらいからタイミングを見るといいでしょうか?
親がネットや書籍から適切な情報を選び紹介し、
・ものにこすりつけるのは避けること、
・強く握りすぎての刺激に注意すること、
・間違ったオナニーは膣内射精障害になる恐れがあり、大人になり愛する女性が現れた時に正しくセックスできないこと、
・膣内で射精できないと子どもができないこと、
これを最低限伝えて欲しいです。
難しいですよねー、でも勃起障害(ED)が薬で改善されている現在、射精障害が問題になってきています。
男性のオナニーは20歳で90%を超えるので避けて通るわけにはいかないでしょう。
ネットでオナニー動画を拾って見てみましたが、驚くほどグリップの強いものが多いです。
ダメダメ、気を付けてくださいね。
実際するとき私としては、お風呂やトイレでしてくれるのが処理も簡単でベストですが、お部屋でするときはティッシュよりもトイレットペーパーを使い、トイレに流してくれると嬉しいです。