NPO法人日本結婚教育協会
『こどもから大人まで 性のステキを学べる聞けるプロジェクト』
プロジェクトリーダー今枝朱美、夫婦相談の現場から性について考えます。
性のステキを学ぶことで、人生を潤いのあるものにしましょう (^^♪
女の子も高学年になるころにはもっともっと自分のからだに向き合いましょう。
性器の名前も正しい名称がわかると良いですね。
まずは外性器
図解されている本などを参考に確認してください。
恥丘、陰毛、大陰唇、小陰唇、陰核(クリトリス)、尿道口、膣口、肛門。
そして次に少し勇気がいりますが、お風呂上りなど清潔なときに、鏡も使って見てみましょう。
女の子は外性器と言っても普通に立っていても見えないので、大陰唇をそっと開いてみなければいけません。
小学校高学年では、陰毛も無く大陰唇小陰唇なども発達していないため、まだまだふっくらしてなくて色素も薄いと思います。
(口の中と同じような感じの色だと思ってください。)
これからだんだん変わってくるんだな~と思って、楽しみに観察しておいてください。
(そういえば私、小陰唇の左右の成長の時期が違い病気かも?と焦ったことを思い出しました。何年生だっただろう?)
尿、生理の出血、大便はどこから出てくるのかわかっていれば、大便後の拭き方も前から後ろへ、さらに清潔に気を付けることができると思います。
外性器がかゆくなってしまう原因は何でしょう。
お姉さんたちはナプキンやおりものシートの長時間使用、大人になるとストッキングやガードルのしめつけ、洗いすぎなどがあります。
小学校高学年の女の子たちがかゆくなってしまうのは、圧倒的に清潔にできていないことだと思います。
ゴシゴシ洗いすぎず、弱酸性の石鹸をよく泡立て手でワレメの間をそっと優しく洗いましょう。
痛いときかゆいときはもちろん、何でもないときも時々観察して、自分のからだに向き合い大切にしてあげましょう。
夫婦のセックスレスで相談に見える方の中にも、自分のからだとの向き合い方を知らない方がたくさんいらっしゃいます。
結婚してパートナーとセックスしたことがあっても、自分の性器を一度も見たことが無かったり、どこをどうすると気持ちいいのか知らないのです。
パートナーが匂いがきついのでセックスする気がしないと、直接は言えず私に告白される方もいます。
それでは夫婦の性を楽しむことはとてもじゃないけどできません。
悪いことでも恥ずかしいことでもありませんから、顔と一緒くらい自分の性器にも興味を持ってください。
そうそう、顔や体型がみんな違うように、外性器の色も形も全員違いますから機能に問題なければ大丈夫ですよ~~。