夫婦相談の現場から性について考える 今枝朱美です。
前回に続き、小学校3.4年生の男の子を持つ親御さんが、家庭で子どもにどのように精通について話すと良いか。
私だったら。
小学校1.2年生の時に赤ちゃん誕生の話はしてあります。
お兄ちゃんがパンツを洗って洗濯カゴ(または洗濯機)に入れているところを見たタイミングとか、赤ちゃんや出産やセックスについて関係する話が出て、興味や疑問を持ったタイミングとかに話すと自然ですね。
「お父さんが持っている赤ちゃんのもと『せいし』をつくる準備を、男の子はからだの中でしていくんだよ。」
「おちんちんが今より大きくなって毛が生えてくるころになると準備が整い、寝ている時におちんちんの先からおしっこではない白い少しねばねばした『せいし』が出てくることがあるけど、驚かなくていいからね。」
「お母さんに教えてくれると嬉しいけど、恥ずかしかったら言わなくていいから、汚れたパンツは風呂場で軽く洗って洗濯カゴ(または洗濯機)に入れて、ついでにシャワー浴びて清潔にしとくといいよ。」
「そうそう、毎日出るわけじゃないし、お父さんくらい大人になったら知らない間に出ちゃうことはなくなるからね。」
「『夢精』っていうんだよ。まだまだだと思うけど、大人になる一歩で楽しみだね。」
ちゃかさず真面目に、でも気軽にがいいのではないでしょうか。
子どもにはこんな感じで話すにしてもお母さんは正しく知っていてください。
それは思春期担当の「結婚教育カウンセラー 佐藤知恵のブログ」をご覧ください。
きっかけ難しいですよね。
興味の全くないお子さんもいますので、わざわざ話さずにすぎてしまうかもしれません。
でも大丈夫、お母さんの心づもりができているだけでオッケー、全然違いますから。