コミュニケーションがうまくとれないときは

昨日私の所属する「NPO日本結婚教育協会」の棚橋代表主催のウェブセミナー「ウェビナー」が開催されました。

第一回は顧問の福井正樹氏をお招きして、「アラフィフ世代、おとな夫婦講座」でした。
福井さんは特定非営利活動法人KiRALi代表理事として、ありとあらゆる方面から子育て支援をしておられます。
アラカン世代でありながら、元祖イクメン、そしてブルースのミュージシャンでもあります。
私とでも気さくにお話してくださる器の広さ、人として、男性として、大人として、カッコよすぎます。

「おとな夫婦」と言うテーマで、パートナーとしての夫婦、子どもたちに対する夫婦、子どもが巣立った後の夫婦、子育てする子どもたちと関わる夫婦など、90分たっぷりお話してくださいました。

そして、おとな夫婦として一番大切なことは コミュニケーション
「自分が思っていることを相手がわかりやすいように伝える、相手が言ったわかりにくいことも噛み砕いて理解する。」
「最小単位である家族でコミュニケーションをとれない人が外で取れるわけが無い、外でとれているとしたら、それは家族や妻に甘えていると言うこと。」
「コミュニケーションはキャッチボールと一緒、相手に合わせた取り易いスピードで取り易いコースに投げる。」
と、お話されました。

本当にその通りだと思います。

理解できないお前が悪い、わかってくれないあなたが悪い、では話になりません。
自分の不満をうまく言葉で伝えられず、日々の行動にイチャモンをつける、無視する、暴力を振るう。
それでは甘やかしてくれない、褒めてくれない、抱っこしてくれないで泣く子どもと一緒です。

コミュニケーションを取ろうとする努力が大事ですが、コミュニケーション能力には人によって差があると思います。
得意な人ばかりではありませんので、コミュニケーションがうまく取れない場合は、その差は自分が考えている以上に大きいことを知って欲しいです。
ですから、キャッチボールと言っても、グローブをはめてではなく、大人が幼稚園とボール投げをするくらいのイメージで、下手投げでほわっと胸の正面に投げて欲しいです。
うまい人がへたくそな人に合わせてあげてください。
夫婦としての責任もって、そして愛を込めて。

 

夫婦問題相談室 リボーン 今枝朱美

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